第1回東北ずん子×白石市 ふるさと納税 決算報告

コロナ禍で模索

東北ずん子スタンプラリーは、少しでも街を元気にしたいとの想いからコロナ禍までの間、11回開催してまいりましたが、第12回東北ずん子スタンプラリーは何度も開催期間を延期しました。

新型コロナウイルス感染症の感染拡大が収まらない中、スタンプラリーという手法が封じられた状態で我々の住む地域を元気にするにはどうすれば良いのか思い悩んでいたところ、あるスタンプ設置店の方から「ふるさと納税」を東北ずん子スタンプラリーの枠組みでやってみたらどうだろうか。とご提案をいただき、ふるさと納税に挑戦することになりました。

もともと東北ずん子スタンプラリーは極力白石市内に発注することを目指しており、ふるさと納税の趣旨にも合致しますので、他の事業同様に「市内発注率」と「東北発注率」を公開したいと思います。

「市内発注率」白石市資本の事業所や白石市在住の個人に発注した金額ベースの比率

「東北発注率」白石市を除いた東北資本の事業所や東北在住の個人に発注した金額ベースの比率

市内発注率の市内業者判定は白石市資本の事業所や白石市在住の個人に発注した場合のみとしています。それは、その事業所が地元資本でなければ儲けは流出し、継続的な地元の元気につながらないと考えるからです。

ふるさと納税事業の結果報告

ふるさと納税は、下記の2セットを数量限定、期間限定で販売しました。

• 東北三姉妹「白石の食」応援セット（限定30セット　寄付金額10,000円）
• 東北三姉妹「白石の食＋アクリルフィギュア」セット（限定30セット　寄付金額25,000円）

※受付期間は2021年9月1日～9月30日の1ヶ月間

https://fuboh.jp/zunko/post-2944/
おかげさまで、東北三姉妹「白石の食＋アクリルフィギュア」セットは受付開始5日目で30セット完売、東北三姉妹「白石の食」応援セットは22セット販売しました。

寄付総額は970,000円になりました。

しかし、受付後、各製品を発注したところ「もちもちゆべし」が製造機械故障により製造休止となるハプニングに見舞われました。その為、「もちもちゆべし」以外を先に発送し、製造再開の際に再度発送することにしました。
https://fuboh.jp/zunko/post-3019/
その後、製造再開を祈り、1年以上待っておりましたが、営業再開の見通しが立たず、代替品（「東北きりたんの味噌羊羹」）を発送することになりました。
https://fuboh.jp/zunko/post-3322/

第1回東北ずん子×白石市 ふるさと納税はスタートから1年半もの期間がかかり、終了することになりました。ご寄付いただいた皆様には大変ご迷惑をおかけすることになり、反省が多い事業となりました。

しかし、東北三姉妹が白石市のふるさと納税の新聞広告（2021年12月4日読売新聞都内版掲載）に採用されることになったのも、我々がふるさと納税に挑戦したからこそなので挑戦自体は間違っていなかったと考えております。

ふるさと納税事業決算について

支出の79％、273,302円が仕入で、当然のことながら商品自体の市内発注率は100％となります。

会場設営費については、梱包作業が予定よりも増えてしまった為、製作費については代替品の巻紙作成などが追加になった為、予算をオーバーしました。

発送費についてですが、本来ふるさと納税は自治体が発送費を負担するのですが、代替品発送の際の送料は実行委員会負担となったために、こちらも計画段階では想定していなかった支出となりました。

繰入収入について

以上の結果、55,255円不足することになり、不足分を東北ずん子スタンプラリー会計から繰り入れさせていただきました。何卒ご理解のほど、よろしくお願いいたします。

決算書

2021年7月1日～2023年1月31日

※予算額は商品の一部発送終了後の補正予算額です。

収入の部

支出の部

収支差額